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邪な誘惑1

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知子はピアノ教室への道を急いでいた。
「ハァ・・・、ハァ・・・、あの先生、怒ったらネチネチしつこいんだよなあ。先週も遅刻しちゃったし、今日は何とか間に合わないと!」
必死に走ればどうにかならない時間ではない。脇目も振らずに走っていく。

しかし、知子の目の前で信号が赤に変わる。
「ああ・・・。こういうときに限って赤になるよね・・・」
ひざに手をついて息を整える。
顔を上げると横断歩道の向こう側に少女がいた。
目に入ったとたんに何だか様子がおかしいような気がした。
よく見ればすぐにわかる。その少女には黒い翼が生えていたのだ。
(えっ!何なのあの子。コスプレってやつ?)


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だが、妙なのはその翼だけではない。肌は赤みがかっているし、少女からは何か妖しいものが感じられる。
知子が本気で心配し始めると、次々に行き交う車が彼女の姿を隠してしまった。

「何なんだろう・・・」
つぶやいて、車の向こうの少女をうかがおうとすると、すでにそこに彼女はいなかった。
(あれ?)

「あなた、私が見えるのね」
突然耳元で声がした。
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「うわっ!」
ぎょっとして横を見ると道路の向こう側にいたはずの不思議な少女が目と鼻の先にいる。ずいぶんと大人びた、というかいやらしいと言ってもいい声だ。
「どうやってこっちに来たの?あんなにたくさん車が通ってたのに?」

少女は知子の質問には答える気がないようだった。表情の読めない、しかし、見た目の年齢からは想像できないような魅惑的な笑みを浮かべてささやいた。
「あなたには素質があるわ。私たちの仲間になれるのよ」
「な・・・何を言って・・・んっ!!」
戸惑う智子の唇を少女が突然奪った。
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「ん・・・んんっ!ああっ!」
無理やりされた口づけなのに知子は淫らにあえいでしまう。
(どうして?キスってこんなに気持ちよかったの?)
「あっ・・・んちゅっ・・・くちゅ」
夢中になって誰かもわからない少女と舌を絡める。
(ああ・・・、この子の唇をいつまでも吸っていたい・・・)
「んっ・・・ちゅく・・・ちゅ・・・ん・・・ん・・・ちゅぷ・・・」
(ああっ!!いいっ!きもちいいっ!!もっと・・・もっといやらしくこの子に触れたい・・・)
「ちゅ・・・くちゅ・・・ん・・・んんっっ・・・ああっっ!!」
知子は貪欲に少女を求め続ける。





「えっ」
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突然、ついさっきまでの不思議な心地よさが消えた。少女の姿もない。知子に見向きもせずに通り過ぎていく人々の様子からも先ほどの出来事がなんらかの白昼夢だったのではないかと感じられる。
「あの子は一体・・・。ってピアノ!!」
ずいぶん長い時間が経ってしまったように感じていたが、実際にはそうではなかったようでピアノ教室にはむしろ少し余裕を持って着くことができた。
「ふう・・・。よかった」


ピアノ教室でも不思議なことが起こった。
いつもと違う練習をしたわけでもないのに、知子のピアノが格段に上手くなっていたのだ。
「すごい!知子ちゃん、いつの間にこんなに上手くなったの?」
いつもは辛口の先生も驚きを隠せない。
知子のピアノはただ上手いだけではなく、神秘的な妖しさを感じさせた。まだ成熟しきっていない少女が弾いているものとはとても思えない。

知子は自分でも驚きながらも、上達を素直に喜んだ。
「よくわからないけど、やった!」


家に帰って、自分の部屋でくつろいでいるときにようやく知子は自分に起こった変化に気がついた。
指が細く、長い美しいものになっている。
「どうしちゃったんだろう。私」
天井に手をかざして眺めてみるが、理由は頭に浮かんでこない。


夕飯を食べ、入浴を済ませた後も知子は部屋で自分の手を見つめていた。
すると、突然妙な衝動がこみ上げてきた。
(この指を私のアソコに入れたらどんなに気持ちいいんだろう・・・)
「あ・・・」
気がつくと知子はとろんとした目で自らの股間に手をやっていた。すでにぐっしょりと濡れている。
「んんっ!ああああっっっ!!」
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クチュクチュと卑猥な音を立て、夢中で愛撫していく。
「ああっ!いいっ!!いいのっ!!ココっ・・・すごくいいいいい!!」
ピチャピチャという水音に変わった音を誰に遠慮することもなく部屋に響かせる。
すでに知子には自分がどこで何をしているのかわかっていなかった。
「んんああああっっ!!!きもちいいいいい!!」
恍惚とした表情で自慰を続ける。
「ハア・・・ハア・・・、どうして?私変になちゃった?」
しかし、疑問を抱く余裕などない。
「んっ!あはああっっ!!」
何の前触れもなく淫靡に変身した指は知子をまだ見ぬ世界へと導いていく。
「いいっ!いいのっ!!もう・・・だめえええええええ!!」





「知子ー。愛美ちゃんから電話よー」
「!!」
突然母親の声が絶頂を間近に迎えていた知子を現実に引き戻した。
いやらしい液体でグチョグチョに濡れた手を見て、しばらく唖然とした後、知子は淫らな汁やよだれで汚れた服をあわてて着替えて電話に向かった。
「は・・・はーい」








「フフ。上手くいってるみたいね」
妖艶な声が言った。
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オリジナル創作小説の第一弾です。すごく不安でしたが何とか書きました。感想などありましたら、ぜひよろしくお願いします。





追記

なんとか機で何枚か挿絵を追加してみました。途中、知子が裸になっている絵がありますが、あれは雰囲気を出すためで、実際は服を着てます。服着きでちゃんと表現できればいいんですけど、自分でパーツを作れないとなかなか難しいですね・・・

魔法少女沙枝

3作目が出たらしいですね。悪堕ちシーンは少ないですけど、あそこまで露骨に堕ちてボイスありっていうゲームはあまりないのでやっぱり欲しいです。悪コスもいい。

でも、その前にユズレンジャーをやっちゃわないと。
せっかく買ったのに忘れてました。
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