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夜が始まる

ハルサワ「夜が明けない」の外伝的なものを考えてました。


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つまんない。つまんない。つまんない。

久々に学校に来たけど、授業は死ぬほど退屈で、教師なんてろくなやつがいない。

クラスの連中も嫌われないよう、愛想よく立ち回ってるような、気に食わないやつばっかり。

急に出てきた私のこと、純粋に驚いたふりしてるけど、内心見下してるのは見え見えだ。

私と目が合うと苦笑いして逃げるけど、「こんな奴と話してたら、周りにどう思われることか」と、避けていることがすぐわかる。

なんで学校なんか来ちゃったんだろう。

「ユウコ、あんたもういいかげんにしなさいよ!学校も行かないでいつまでふらふらしてる気!?」

今朝もお母さんは典型的なヒステリーおばさんだった。こんな言葉にも慣れっこだけど、居心地が悪いので、とりあえず外に出る。

それだけならまだしも、何を間違ったか制服に着替えて鞄を手に取った。

お母さんはポカンとしてたけど、

「こんな時間から行って、何になるのか知らないけど、やめさせられないだけマシなんだからね」

ぶつくさ言っていた。

「おい、武田!いつまで無視してる気だ」

今度は教師が何か言ってきた。

私が気づいてもグズグズしてるのを見て、

「ようやく出てきて、やる気になったと思ったのに、お前は何しに来たんだ?」

ああ、どうしてこうなんだろ。

うんざりしていると、聞き覚えのある声がした。

「先生、武田さんはしばらく休んでて、今やってる内容はわからないんですよ。私が答えます」

エリカだった。

小さいころからしっかりしてるし、優しくて、生徒にも教師にも好かれる。

中学に入るまではよく話してたな。

「まあ、そうか。じゃあ、問3、答えてみろ」

「これはまず……」

エリカの答えも、すぐに耳に入らなくなった。

どこでこんな差がついたんだろう。

就業のチャイムが鳴るとすぐに学校を出た。

エリカは私のこと気にしてたみたいだけど、あんなとこには1秒もいたくない。

とはいえ、家にも居場所はない。どうしようか。喫茶店でも入るかな。

あてもなくぶらぶら歩いていると横から声がした。

「ねえ、ちょっと遊んでみない?」

昼間から制服でブラブラしてるとこういう変な男に声をかけられる。

でも、今のは女の声?

思わず声の主を探すが、誰もいない

「ここよ。ここ」

今度はしたから聞こえる。

見てみると黒猫だった。猫?



私は黒猫と喫茶店にいた。

押しに弱い私は言われるままついてきてしまった。

まあ、もとから喫茶店でぼーっとしてるつもりだったし。

黒猫は異様に落ち着いていた。

猫がいすに座ってるのに気づかない店も店だけど、この猫はどうかしてる。

言葉をしゃべってる時点でそうだけど。

「あんた、暇そうにしてたからさ。手伝ってくれないかと思って」

何の話だろう。

「学校で誰か、すごいなって思う人いない?」

すごいってなんだろう。興味もわかないな。

「…エリカ、とか…?」

つい口をついて出た。

「エリカ?どんな子?」

「いつもクラスのリーダーで、気も利くし、好かれてるなあ」

「ふーん。じゃあ、その子に決めた」

決まったらしい。

「何が?」

「ちょっとね。ちょっかい出したいの」

「なんでもいいけど」

結局話は見えなかった。

飽きると店を出た。



次の日、お母さんは何も言わなかったけど、どう見ても私を気にしていた。

いたたまれないから、制服で家を出る。

制服姿の私を見て、期待するそぶりもあったけど、どうせ裏切られたと思うんだろうな。

河川敷をあてもなく歩いた。

「エリカって面白い子ね」

昨日の声がした。黒猫だ。



「あんた…」

「今は生徒会長なんだって」

「すっごく優秀だし、みんなに慕われてる」

「本人が言わなくても、ほとんど周りが決めちゃったみたい」

聞きたくもない話だ。

「ふーん。よかったね」

大体、猫がそんなことどうやって聞いたんだ。

「で、本題なんだけど。副会長の小川って男の子といい感じ」

そうか、そうだよな。エリカだって。

「ちょっかいかけてみようかなあって」

「好きにすれば」

どうでもいい。






「ねえ、エリカちゃんは結局どうしてるの?」

お母さんが唐突に聞いてきた。結局って何だ。

「何が?」

「聞いてないの?副会長の子と付き合い始めたって」

「知らない」

「前はあんなに仲良かったのに…。あんた」

嫌になってさっさと家を出る。


嘘登校が癖になっていた。

もちろん、お母さんの朝が早いときは家でゴロゴロしてる。


「ねえ、ちょっと見てみない」

いつものように河川敷でぼーっとしてると、いつかの声がした。

「…。付き合ってるとか?」

「そうそう」

ぶらつくのも飽きたし、行くことにした。


エリカはあいかわらずいい子だった。

でも、なんだかぎこちない。

「エリカ、どうしたの?」

本人になんて言えない。

当たり前のように学校の中に入ってきた黒猫に聞いた。

「どうも上手くいってないみたいでねえ」

「へえ」

「放課後に面白いものが見れるわよ」

「面白いもの?」

答えはなかった。



放課後、黒猫についていくと、エリカがいた。人気のない廊下に男子と2人。

男子と話してる。

あれが小川か。いかにも優男って感じ。好きじゃない。

「いい加減機嫌直してよ」

エリカに人懐っこく言う。こういうのも嫌いだ。

「全然気にしてないって」

笑って言うが、そうでもなさそう。

「こんなの見せたかったの?」

うんざりして、黒猫を見る。

「ここからよ」










「あんた知ってるんでしょ」

エリカのことだ。お母さんのこういう言い方は嫌いだ。

さっさと家を出る。

「ユウコ!」


河川敷に行くと黒猫がいた。

「あんた何したの?」

黒猫は何も言わずに歩き出す。

イラッとしたけど、あとについていった。

少し歩くとエリカがいた。川をじっと見て動かない。

いつもの制服姿だけど、何か違う。

「!?」

しばらく後ろに突っ立っていると、さすがに気づかれた。

「ユウコ?」

「どうしたの?」

「…どうでもいいでしょ」

「どうでもって…」

「ユウコはいいよね。そうやって好きにして…」

「小川のこと?」

「…」

エリカは逃げ出した。

「あんた何したの?」

黒猫に詰問した。

黒猫は何も答えない。

かわりに口を歪めて笑った。

猫ってこんな顔するんだっけ。妙な寒気がした。








河川敷に行くとエリカがいた。

男とキスをしているように見える。ずいぶん長くなりそうだ。

相手は小川だろう。二人とも人相が変わっている。

いつの間にか足元に黒猫がいる。

「あんた…」

思わず大きな声が出る。

黒猫はにやりと笑う。

エリカも気づいたようで、私の方に笑ったように見えた。

エリカのあんな顔は見たことがない。

橋の下に小川を導いていく。

「どうしちゃったの…」

呆然としていると、黒猫がポツリと言った。

「これが堕ちるということよ」

夜が始まった。

美少女戦士は淫らなウィッチの夢を見るか

ご無沙汰してました。
以前書いた「セーラーウラヌス、ネプチューン悪堕ち」の続編です。








ウラヌスとネプチューンがダイモーン化した後、セーラームーンは残りの4戦士の手を借りて何とか逃げ延び、聖杯を守り通した。しかし、その直後からデスバスターズは確実に動き出していた。


ダイモーンと化したウラヌスとネプチューンがミストレス9の玉座の前の階段の下に恭しく侍る。二人の髪は赤く染まり、唇には紫色のルージュが引かれている。白衣に身を包んでいるが、中には淫らなボンテージをまとっている。
「占いか…面白い。お前が作ったダイモーンの卵を早速使わせてもらおう。ダイモーンネプチューン」
「ありがたき幸せですわ。我らが沈黙のメシア」
「我々は引き続きピュアな心の回収を続けます」
「よかろう。丁度退屈していたところだ。正義の戦士が魔女へと堕ちる。いい余興ではないか。フフフ…アハハハハハッ!」


ミストレスへの謁見が終わると、二人の下僕は部屋へと戻った。
「さて、主がお手を煩わせて下さるんだ。俺たちも働かないとな」
ウラヌスがつぶやくが、ほほを赤く染めたネプチューンはウラヌスの言葉も耳に入らない様子で彼女に身をすりよせる。
「ん?おいおい。仕方ないな、みちるは」
「少しだけでいいのよ。あなたが欲しいの。んっ!」
言うが早いか、ウラヌスの唇を荒々しく貪る。
「ん…んん…」
少しと言っておきながらも、なかなか離れようとせず、やがてしぶしぶ離れた時も名残惜しそうにウラヌスを見つめる。
そして、ためらいつつ自ら白衣をめくると淫靡なボンテージがあらわになる。すでに秘部はぐっしょりと湿り、太ももを伝って愛液が垂れていく。
「お願い…」
「もうそんなになって…壊れちまっても知らないぜ」
ウラヌスが白衣を脱ぐとそこにはありえないものがそそり立っていた。
「…はあん。はるかの・・・おちんぽぉ」
思わず淫靡な吐息を洩らすと、淫らな雌となったネプチューンはすぐにそれを自分の秘部へと導き、腰を振り始めた。
「壊して!私を…どうしようもない…くらいまで汚して…どこまでも堕として!はるか…んっ!…ああっ!」


「フフッ。ダイモーンウラヌスとダイモーンネプチューン。便利な手駒を手に入れたものだ」
荒々しく交わる下僕たちの嬌声を背に闇の女王は次の計画に向けて歩を進める。


日が暮れてからしばらく経った頃、レイは炎を前にして占いを続けていた。
ウラヌスとネプチューンが堕ち、プルートが姿を消した現状において、セーラー戦士たちは圧倒的に不利な立場にある。レイはその苦境を打開する方法を必死に模索していた。
「・・・・・・。駄目なの・・・?」
何も結果を得られず、柄にもなく弱音を吐いてしまう。
「でも・・・、はるかさん、みちるさん。絶対に私たちが正気に戻してみせます!」
気を取り直して占いを続ける。
「ん?これは・・・」
しばらくして、炎の中に異変が起こる。数秒間揺らめいた後、浮かび上がる妖艶な姿。
「ミストレス9!」
突如現れた敵の像に驚きを隠せない。しかし、その後にはもっと驚くべきものを目にする。
「そんな・・・どういう・・ことなの?」
そこにはミストレス9にかしずく5人の少女の姿があった。かすんではいるが、それが誰なのかははっきりとわかる。
「うそでしょ・・・私たちがミストレス9に?」
動揺してすばやく炎の中に視線を泳がせる。やがてミストレス9に目を向けると、レイは凍りついた。ミストレスはレイの方をまっすぐに見つめ、勝ち誇った笑みを浮かべている。
「見えるだろう、未来が。ネオウィッチーズ5。お前たちのあるべき姿だ」
レイは頭を抱えてガタガタと震える。その視線の先では、ミストレス9にかしずく5人の少女の姿が炎の中で揺れていた。
「あ…ああ…。どうしてこんなことが…」
「お前の占いに介入することなど、私の力をもってすれば造作もない。私に仕える淫らな魔女となれ。セーラーマーズ」
そう囁きながら、ミストレス9が炎の中で紺色のドレスをたくしあげ、その淫靡な肢体を露わにする。
「なぜなの?目がそらせない」
ミストレスと目を合わせた時点でレイは彼女の術中にはまっていた。目は虚ろになり、徐々にほほが赤く染まっていく。
「あ・・・ああ・・・」
目の前の淫靡な闇の女王に倣うように巫女装束を少しずつはだけていく。
「その調子だ。ためらうことなく快楽に身を任せるがいい」
ミストレスが妖艶にささやきかけると、レイはだらしなく口を開いて蕩けた笑みを浮かべた。
「あはぁん・・・。んんっ・・・」
言葉にならない声をもらしながら自らの秘部へと手を伸ばす。部屋中を満たす邪悪な気にももはや注意を払う様子はない。
「フフ、いい子だ。あとは…」
ミストレス9の目が妖しく光ると、レイの瞳からは完全に光が失われた。
「さあ、私のかわいい人形よ!んっ!」
「あっ!あああっ!!」
ミストレスが自分の秘部をまさぐると、それをなぞるようにレイも自慰を始めた。
「いい声で鳴くじゃないか。オマンコも、アハハ!もうこんなにぐっしょり濡れて!」
満足気に笑うミストレスをレイは物欲しそうに見つめ、媚びるような声で呼びかける。
「ああ・・・気持ちいい・・もっと・・・もっとオマンコいじらせてぇ!」
ミストレスに体のコントロールを奪われたレイは自らの意思では動けない。
「フフ。ならば自分の立場を考えてみるのだ。おまえは誰で何がしたい?」
「あああ・・・」
部屋を満たしていた邪悪な気がレイの周りに集まる。
「お願いです。ミストレス9様。変態オマンコ女のレイちゃんにもっとオマンコいじらせてください!オナニー・・・させてぇぇ・・・」
敵であるはずのミストレスを主人と認め、懇願する姿はすでに正義のために戦う戦士のそれではなく、一匹の淫靡な雌のものに変わり果てていた。
「アハハハハハッ!それでいい」
ミストレスが高笑いすると、レイの周りを漂っていた邪悪な気がレイの体へと入りこんでいった。
「あっ!ああああああああああっっ!!!」
闇に包まれたレイの髪と瞳は赤く染まり、額には黒い星が浮かび上がった。
「あはぁ…これ、いいぃ…オマンコもぉ…」
ミストレスの下僕として生まれ変わった後もレイはオナニーを続ける。
「慌てなくてもすぐに最初の餌が届く。初めての味を存分に楽しむがいい」
「ああっ!ありがとうございます。ご主人さま。・・・早く欲しいのぉ…おちんぽぉ…」
蕩け切った表情でよだれを垂らす様には、かつての凛とした戦士の面影は微塵も残されていない。

「レイさん!さっきの声は!・・・なっ!?」
レイの叫び声を聞き、駆けつけた雄一郎は目の前の光景に愕然とした。
変わり果てた姿のレイがクチュクチュと音を立てて自慰に耽っている。
「レイ…さん?」
「あはあ・・・待ってたわ、雄一郎。おちんぽ…ちょうだぁい…」
レイはすぐに雄一郎のものを取り出しにかかる。
「そんな…うっ!」
レイの放つ強烈な淫気にあてられて、逡巡する暇もなく勃起してしまう。
「もうこんなに大きくなった。アハハ!んんっ!」
淫気で脱力した雄一郎を押し倒すと、レイは前戯もなしに交わった。
「ああああんっっ!!いいっ!オマンコ…気持ちよくて…あひいいいい!!」
激しく喘ぎながら腰を振る。

淫気に身も心も支配されたレイが絶頂を迎えるのにそれほど時間はかからなかった。
「んっ!あっ!止まらない!止まらないのぉ…イクっ!イっちゃうぅ…レイちゃんの中に濃いのいっぱい出してえええええ!!」
「レイさん・・・うっ・・・あああっ」

「あああ…雄一郎のザーメン、とってもよかったわぁ」
「く…ああ…」
レイに精気を吸いつくされた雄一郎は床に倒れ伏している。
「レイ…さん…」
「心配しなくても、あなたは私の操り人形として使ってあげるわ。ほら」
レイの手にはどこからともなく現れたダイモーンの卵が握られていた。
「う…あああ」
「さあ」
レイの放ったダイモーンの卵が雄一郎の中にズブズブと入っていく。
「うわああああああっっ!!」
「生まれなさい!私のかわいいダイモーン!」
雄一郎の体が妖しげな光に包まれ、バキバキと不気味な音を立てながら人ならざるものへと変わっていく。
「フフフ。さて、私も」
そう言うと、レイの体を覆う赤い衣服が現れる。胸元のみを隠す短いトップスに、下は丈のやや短いパンツ。ウィッチーズ5のユージアルのものだ。
「いかがですか。ご主人様」
生まれ変わったレイが炎の方を振り返ると、そこには再び彼女の主、ミストレス9の姿が浮かび上がっていた。
「素晴らしい。それでは、お前の新しい役目を確認しておこうか」
「はい。私はミストレス9様にお仕えする淫らな魔女、デスバスターズのウィッチマーズです!」
闇の女王にかしずくことに心から喜びを覚えるように、かつての戦士は自らの堕落を嬉々として認めた。
「あとのことはわかっているな」
「はい、お任せください。すぐに他のセーラー戦士たちもご主人様のウィッチに変えてみせます。アハハハハハッ!!」

巫女堕落2

「あ・・・おかあ・・・さんっ!」
秋子にすべての淫気を流し込むと、秋子の母は気を失った。
「あ・・・ああ・・・」
自分を見失ってしまった秋子はどうすればいいのかわからず戸惑う。
「心配することはないわ。あなたが堕ちればいくらでもお母さんと楽しめるわよ」
へたりこむ秋子を見下ろして知子が優しくささやいた。
「あ・・・知子・・・様・・・」
知子はしゃがんで秋子の顔を両手でそっと包み、自分の方を向かせた。
「何も恐れることはないのよ。これはとっても素晴らしいことなの」
秋子はうっとりとした表情で知子の言葉に聴き惚れていた。
「あ…ん…んんっ!」
そして、唇を奪われる。
状況を考える暇もなく舌を絡められ、思考が霧散していく。
(ああ…この感覚、いつまでも浸っていたい。私が私じゃなくなって…この人と…つながってる…)
クチュッっといういやらしい音を立てて二人の唇が離れる。虚ろな表情の秋子のだらしなく半開きにした口から唾液が糸を引く。
「フフ。愛美ちゃんも喜ぶわね。巫女の力はどんなふうに堕ちるのかしら」
妖しく笑うと、自分の唇へと一心に注がれる視線に気付いて今度は苦笑する。
しかし、同時にわずかの間、秋子は失った思考を取り戻しかけた。
(今…名前……まな…み?…まさかあの?)
驚愕して震える手で顔を覆う。
(ああ…なんてこと…香里さん…私…)
「どうしたの?」
知子がいぶかしんで声をかけると、振り返った秋子の顔は真っ赤に染まっていた。ほほまで下がった両手が知子の方へとのびる。
「ごめんなさい…もう…」
「あらあら」
すっかり快楽に染まった少女を淫魔の少女は母親のような風情で受け入れた。
「そうよ。それでいいの。私があなたの新しい母親になってあげるわ」




(あれ・・・私・・・寝ちゃってたの?秋子は・・・)
「なっ・・・あ・・・!!」
秋子の母は言葉を失って、目の前の光景に身を震わせた。
「あああああっっ!!知子様!きてっ!もっと、もっと私の中を知子様で満たしてくださいっ!!あっ・・・んんんんっ!!」
悪魔のような姿の少女と激しく交わる娘の痴態にただただ愕然とするしかない。
「フフッ。いい子ね。さあ、いくわよ・・・んっ・・・」
知子の肉棒から秋子の中へと大量の精が注ぎ込まれる。
「あっ!あああああああっっ!!イクうううううぅぅ!!」
強烈なオーガズムでよがる秋子にもうかつての面影は無かった。
「さて、生まれ変わる時間よ」
淫気が秋子を包み込んでいく。
「ああ・・・私も知子様と同じ淫魔になれるんだ・・・ああ・・・ああ・・・んっ!あああああっっ!!」


「そんな・・・秋子・・・目を覚まして・・・優しかったあなたにもどって!」
「アハハハハ。何言ってるのお母さん?これが私の本当の姿。私の望んだ姿よ。私の母親ならそれを受け入れなくちゃ」
そう言って母親の衣服をはいでいく。
「いや!やめて・・・秋子・・・いやああああ!!」
「フフ。一度味わえばお母さんにもわかるわよ。知子様の力の素晴らしさが。アハハ。ハハハハハハッ!」



それから数日後、ある神社のお守りのうわさが近隣の学校に広がった。
「本当だって!あそこのお守りさえあれば、次の日にでも彼氏ができちゃうんだよ!?」
「まさかぁ。またそんな下らないうわさを」
「だけど、麻美ちゃんも美穂ちゃんもそれで本当に付き合い始めたんだもんね。う~ん」
三人の女の子がうわさ話に興じていた。にわかには信じがたいことでも現実に恋人ができている人たちがいるようなのだ。
「あ、ごめん!私、和田君と約束してるから」
「え?あんたまで?」
「そうなの。それじゃ」
「あ、うん・・・」
呆然とする二人。
「ねえ、今日これから行ってみない?その神社に」
「え・・・ごめん、由美ちゃん。今日私塾だから。」
「そうかぁ、じゃあ一人で行ってみようかなぁ」

結局、由美は一人でうわさの栗原神社に来た。
「普通の神社だけどなあ・・・」
何の変哲もない神社に拍子抜けする。
「あ!あそこでお守り買えるのかな」
売り子の巫女さんは自分と同じくらいの年頃に見える。お守りも特に変わったものではないが、一つだけ目を引くものがあった。
(恋愛成就って、気になるなぁ。普通こんなのあったっけ?)
「すいませーん、これ一つください」
(わざわざ来たんだし、買ってみようか)
「ありがとうございます」
「ん?何・・・これ・・・」
お守りを受け取った由美に異変が起きた。
(あ・・・やだ・・・どうして・・・体が・・・熱い)
「あの・・・お手洗いはどこですか」
「そこの建物の向こうですよ」
「・・・ありがとうございます」
トイレに向かう途中も体のうずきは激しくなっていく。
(私・・・何考えてるんだろ・・・神社でオナニーなんて)
「ぁ・・・ぃぃ・・・」
「何?声が・・・」
どこからか喘ぎ声のようなものが聞こえる。
「まさか」
間違いなかった。声は社の中から聞こえる。由美は恐る恐る中へと入っていった。
そして、中で起こっていたことに唖然とした。
「何・・・これ・・・」
20人くらいの由美と同じくらいの年頃の少女たちがオナニーやセックスにふけっていたのだ。
「んっ・・・あっ・・・ああああっ!」
「いいっ!いいのっ!もっと・・・もっとちょうだいぃぃ!」
「んむ・・・ちゅぷ・・・ああ・・・おちんぽ・・・おいしいぃぃ・・・あはぁぁ・・・」
玩具を使ってオナニーする者、女同士で交わる者がほとんどだが、中には男の子にまたがって腰を振っている子もいる。
「紗希ちゃん!」
友達の姿を見つけて、由美は思わず声を上げた。しかし、当人には由美の声は届いていないようだった。
「あっ!和田君、私、またイク・・・和田君も・・・あ・・・ああ・・・ん・・・ああああああっっ!!」
紗希と交わっていた少年は射精が済むと、虚ろな表情で仰向けに倒れたまま動かなくなった。
「あれぇ?和田君もう終わりなの?まだまだ足りないよ~。みんなー!手伝って~!」
そばで快感を味わっていた少女たちのうち4人が死んだように動かない少年を囲んだ。
そして、代わる代わる少年のペニスによだれをたらしていく。
すると、少年のペニスは生き返ったように硬く勃起した。
「やったぁ!!」
紗希は歓声を上げて再び彼にまたがって腰を降り始めた。
性器こそ生き返ったが、少年の目は血走っていて、命の危険が感じられた。

「あ・・・あの・・・何をやって・・・」
震える声で尋ねる由美にさきほどよだれをたらした少女たちがようやく気づいた。
「あら。また新しい子」
「よく来たわね。ここはとても楽しいところよ」
「私たちの楽園へようこそ」
少女たちの歓迎の言葉を聞いたときには由美も肉欲の奴隷と化していた。
「あ・・・ああ・・・しあわせぇ・・・」
ほほを真っ赤に染めた少女は太腿へと滴る愛液を隠そうともしなかった。


そのころ別の部屋では少女が中年の神主のペニスを足を使って、ゆっくりとじらすように愛撫していた。
「すべて予定通りよ。あなたのおかげね、神主さん。ウフフフッ!」
淫魔となった秋子が妖艶に笑う。
「・・・君の思うとおりにすればいい。この神社は・・・君のものなのだから」
機械のように言う神主の目はカッと見開かれていたが、そこには何も映っていなかった。



















今回の「巫女堕落」は2話だけです。本当は一度に書ききったんですが、思うところあって分けて投稿してみました。第2部につなぐための話なので、続きも読んでいただければと思います。

巫女堕落1

町を歩く人々には何の変化も実感できなかったが、ある女学院で異変が起きていた。教室からわずかにもれ出る喘ぎ声には誰も気づかない。

「ここも順調なようね」
一人の少女が淫気の漂う教室を訪れた。その少女の体から放たれる淫らなオーラを感じて、自慰にふけっていた少女たちが我に返り、すぐに恍惚の表情を浮かべる。
「ああ・・・知子様」
「知子様・・・」
「素晴らしい力だわ」
口々に感嘆の言葉を漏らす。
「フフ、気にしないで続けなさい。私はあなたたちのいやらしい姿を見に来たんだから」
そう言って、知子は淫気を放つ。
「んっ・・・ああああっっ!!」
「イイっ!イイのっ!ああっ!!」
「あっ!んんんっっ!!!」
知子に与えられた快感で少女たちは次々に絶頂に達していく。
生徒たちの淫らな声で教室が満たされ、やがて沈黙が降りた。そして、生徒のうちの一人が知子のもとへと歩み寄る。その少女はすでに4割程度淫魔になっていた。
「極上の淫気をありがとうございました。知子様」
ひざまずいて感謝の言葉を述べる。
「ご苦労様。真紀ちゃん。このクラスで素質が開花したのはまだあなただけみたいね」
「はい。他の子たちもいやらしいこと以外考えられなくなってはいるのですが、淫魔として覚醒する兆しを見せているものはいません」
「そう。まあ、予想通りね。引き続きこのクラスの調教はあなたに任せるわ。あなた自身の成長にも期待してるわよ、真紀ちゃん。それじゃあね」
別れを告げると、知子は真紀の体に手をかざして淫気を流し込んだ。
「んっ!ああん・・・知子さまぁ・・・あ・・・」
表情を途端に蕩けさせ、真紀は自らの秘所をまさぐり始めた。
「ああ・・・しあわせぇ・・・ん・・・」

教室を離れてから知子は一度家へ戻った。
「さて、次の仕事にかかりましょうか」


「お母さんは外に出ないで、ここでじっとしててね」
巫女の少女は病弱な母を心配して再三確認した。
「わかったわ、秋子。だけど、無理しないでね。あなたまでいなくなってしまったら私は・・・」
秋子の母は数年前に夫を亡くして以来、もともとの虚弱体質に加えて精神的な衰弱ですっかり弱ってしまっていた。今では娘に支えられて生きている。
「大丈夫よ、お母さん。すぐ戻ってくる。それじゃ、行ってきます」
少女は何か決心を固めたような様子で家を出た。
(この邪悪な気・・・。おそらく私一人では太刀打ちできないけど、ここまで近づかれた以上、なんとか食い止めないと。お母さんのためにも)
「んっ!」
微弱だが、淫気の存在が感じられる。
(ずいぶん弱いけど、近い。ここまで広く気が漂っていたんじゃ、近づかれてもすぐには気づけないか・・・。でも、見つけた以上は・・・)
秋子は迷わず邪悪な気のほうへと向かった。
そして、その気を発する少女を見て驚く。
(どういうこと?ただの普通の女の子じゃない)
警戒しつつも背後に少しずつ迫っていく。
(気づいてない。やはり操られてるだけみたい。これなら)
「ねえ、そこの制服のあなた。ちょっといいかな?」
「え?」
少女が振り返るやいなや、秋子は退魔の力を使った。
「はっ!」
「うっ・・・」
少女の体が強張る。
「やった。あっ!」
気を失って倒れそうになった少女をあわてて支える。

その頃、秋子の自宅のインターフォンがなった。
「はーい」
母親が受話器を取る。念のため訪問者にも気をつけるよう秋子に言われていたのだ。
「秋子ちゃんの友達の知子というんですが、秋子ちゃんはいますか」
聞いたことのない少女の声がする。
「知子ちゃん?秋子は今ちょっと出かけてるんだけど・・・」
「きっとすぐ戻ってきますよね。お邪魔でなければ・・・・・・」
(・・・なんだろう・・・この子の声・・・心地いい・・・この子の言うとおりにすれば・・・)
「遠慮しなくていいのよ。上がって待っててあげて。今ドアを開けるわ」
そして、ドアが開かれ、妖しく微笑む知子の目が秋子の母をとらえる。
「フフ。こんにちは」
「えっ・・・これ・・・」
知子のまとう淫気に気づいたときにはすでに手遅れだった。
「悪いわね。あなたを利用させてもらうわ」

「え?これは・・・まさか私のうちなの?」
突然強烈な淫気が表れたのを感じて、秋子は戦慄した。
「嘘・・・はめられ・・・た?・・・お母さん!」
わき目も振らずに駆け出す。

「ハア・・・ハア・・・やっぱり・・・ああ・・・」
悪い予感の通り、家の中に淫気が漂っている。しかし、先ほどの強烈な力は感じない。
「お母さん、無事でいて!」
一度感じた敵の気配がないことと母を心配する気持ちに突き動かされて、秋子は襲撃者を警戒することもなく玄関から家に入って、母のもとへ向かった。
「お母さん!」
居間のドアを乱暴に開けて、中の光景を見る。
ソファに座る母の背中はいつもと変わらないように見える。
「よかった、無事で・・・」
母のもとへと駆け寄ってから息をのむ。
「あ・・・んっ!ああっ!」
母親は黒いバイブレーターでオナニーしていた。
「どういう・・・ことなの?」
唖然とする秋子に普段の様子からは想像もつかないような艶っぽい声で母が答えた。
「ウフフフフ。知子様が下さったのよぉ。秋子もすぐに知子様のものにしていただけるわ」
「知子って・・・一体・・・」
状況を飲み込めず混乱する秋子に別の声が答えを与えた。
「無理しなくてもいいのよ。あなたも一緒肉欲に溺れればいいのよ」
「誰っ!?」
慌てて辺りを見回すが、声の主は見当たらない。
「どこにいるの!」
ドアの外を探してもどこにもその姿はない。
「なん・・・あっ・・・何っ!?」
何の前触れもなく、背後から手が伸び秋子のショーツの中と胸を愛撫し始めた。
「な・・・にを・・・って、お母さ・・・ん・・・んん」
唇をふさがれて初めて、相手が誰なのかわかった。
ソファに座っていたはずの母がいつの間にか秋子の体をまさぐっていたのだ。
「ん・・・っちゅ・・・くちゅ・・・んむ」
なされるがままに母親と舌を絡める。
(なん・・・で・・・んっ!ダメ・・・邪悪な気が・・・あああっ!!)
口づけと秘所への愛撫を通して母親の中の淫気が秋子に流れ込んでいった。
(あ・・・いけない・・・このままじゃ・・・でも・・・気持ち・・・いい・・・)
秋子ははやくも快楽に飲み込まれつつあった。
「あっけないものね。巫女とは言ってもこの程度かしら」
(さっきの・・・声?)

邪な誘惑4

「んっ…あっ…あああっ!…いいっ!いいっっ!!」
知子の母は我を忘れて自慰にふける。
「知子っ…これは…何なの?んっ・・・きもちい・・・ああっ!」
かつて娘だった存在にオナニーを続けながらたずねる。
知子はそれに母親の腹をけりつけて応じた。
「あうっ!」
「無礼なメス犬ね。自分のするべき振る舞いがわからないの?」
倒れた母親を踏みつけながらなまめかしい、さげすむような声で言う。
「この女は性奴隷としてたっぷり調教してあげましょう。アハハハハ!」
愛美が楽しそうに言う。そこにかつての内気な少女の面影は無かった。
「フフッ。おちんぽのことしか考えられない体にしてあげる。お母さん♪」
心底愉快そうに言う知子のスカートからは肉棒が力強くそそり立っていた。
「あ…おちんぽぉ…あはぁ…」
淫魔と化した少女たちの前に夫と交わる機会を失いつつある女の体はあっけなく屈した。
「あっ…いいっ!いいのっ!イクっ…イっちゃうの…あっ…ああっ…ああああっっ!!」

「…もっとぉ…もっと…私の中に…出してぇ…ザーメンでいっぱいに…してええええ!!ああああああああっっ!!」
知子の母が20度目の絶頂に達したとき、静かにドアが開かれた。
「これは…一体…」
知子の父親が呆然と立ち尽くしていた。
「あら、お前の以前の主人が来たわよ」知子があざけるように言った。
「あんな男のことはもうどうでもいいんです。今の私はご主人様の、知子様の忠実な性奴隷なんですから…んっ…ああああっっ!!」
「静子…知子…それから君は・・・愛美ちゃん!?あんなにおとなしくていい子だったのに。一体何が・・・」
「フフ。もう以前の私じゃないのよ。私は生まれ変わったの。あなたたちの支配者たる存在にね」
愛美が近付くと知子の父は強烈な淫気にあてられて膝をつく。愛美は満足げに笑うとあっという間に勃起した彼のペニスを踏みつけ、こする。
「うっ・・・ああ」
急激にこみ上げる快感に思わず声を上げる。
「あらあら感じてるのね。いやらしい。さっきはえらそうなこと言ってたくせに。本当は小さな女の子に足コキされて感じる変態なんじゃない」
「くっ…ああっ…どうして…こんな…うっ…ああああっっ!!」
知子の父もすぐに性奴隷としての振る舞いを知った。


知子に促されて愛美は母親に電話をかけた。
「まったくもう…心配したのよ。……愛美、ずいぶんうれしそうね。何かいいことでもあったの?」
「うん。すっごくいいことだよ。帰ったらお母さんにも教えてあげるね。ウフフ・・・」
電話を切って、
「お母さんの体にたっぷり教えてあげるよ」

愛美が喜びをかみしめていた頃、知子の部屋では一人の少女の前にかつてその両親であった男と女がひざまずいていた。
「理解できたかしら。人間は皆私たち淫魔に隷属する性奴隷になるべき存在なのよ」
「「はい。私たちは知子様と愛美様に永遠の忠誠を誓います」」
二人が平板な声で完全に同時に淫魔の下僕となることを誓うと、額に一瞬赤いバラのマークが浮かび上がって消えた。それは彼らが淫魔の奴隷としての自分を受け入れたことの証だった。
二人の目には光が感じられず、表情は虚ろだった。

翌日、知子と愛美は普段のように学校に行き、人間の姿で帰宅した。愛美は裸で首輪をされた少女二人を従えて。ただし、愛美の淫魔の力で周りの人間からは見えなくされていた。彼女たちは愛美が帰り道で人通りの少ないところに行くのを見計らって問い詰めようとし、逆に奴隷化されたのだ。愛美はあくまでも人間の姿だが、そのなまめかしさは常軌を逸しており、街を歩けば振りかえらない男はいない。
「ちゃんとついてくるのよ。工藤さん、林さん。アッハハハハッッ!!」
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「ようこそいらっしゃいました。愛美様。知子さまがお待ちです」
白いドレスに身を包んだ愛美を知子の下僕となった両親が恭しく迎える。
「フフッ」
愛美の妖艶な笑い声が玄関に響く。
「お前たちはそこでオナニーしてていいわよ」
知子の家に満ちている淫気にあてられて直立したまま愛液を垂らしていた奴隷二人に愛美が許可を出した。
「「…ありがとうございます…ご主人様…」」
目は依然として虚ろだがほほは赤く染まり表情は蕩けている。
「それでいいのよ。快楽に身を任せて他のことなんてすべて忘れてしまいなさい」
愛美が知子のもとへと向かうと彼女の奴隷と化した少女たちはクチュクチュと淫らな音を立ててオナニーを始めた。
「ああ…愛美…様…。愛美様の奴隷でいられるだけで…私たち…あっ…はああっ!…あひゃああああああっっ!!」
「愛美様っ!愛美様っ!あっ…イクっ…イっ…ひああああああっっ!!」
二人は瞬く間に絶頂を迎えた後も、すぐに、むしろより激しくオナニーを続けた。
「ひあ…ああ…まなみ…ひゃまああ…あ…はあああん…んうう…」
「イイっ…イイのぉ…んふっ…ああ…」
快楽以外の感覚を失った少女たちの目にはもう人間としての知性は感じられず、完全に愛美に飼われる牝へと堕ちたことが見て取れた。
愛美の強力な淫気にかかればどんな人間でも彼女たちのように肉欲だけを貪り続ける獣と化してしまうだろう。


愛美が知子の部屋に着いたとき、知子は一つ年下の少女を調教しているところだった。
「ふああっ!おねえ…さまあぁ…私っもう…んっ…んあああああっっ!!」
可愛らしい三つ編みを激しく揺らしながら少女は達した。早くも耳はとがり、小さな黒い翼が生え始めている。
「熱心なものね」
愛美は失神した少女を見下ろした。
「フフ。そうね。女の子を淫魔に堕とす快感は性奴隷との交わりのときの比じゃないわ。まあ、それはそうとして早速本題に入りましょうか」

「学園の子たちからも素質のある子を探して淫魔に。残りの子たちは奴隷としてしっかり調教してあげましょう」
愛美はすぐに次の策を提案した。とどまるところを知らない欲望を隠そうともしない。
「学園のみんなが私たちのものになるのよ。考えただけでも…ああっ!」
ほほを紅潮させてスカートの中に手を伸ばす。
「んっ!あああんっ!!んあっ…アッハハハッ!」


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「あの子、ずいぶん大胆なのね。度が過ぎて面倒なことにならなければいいけど」
奴隷を連れて帰る愛美を見送って、淫魔が知子にそれとなく注意を促す。
「大丈夫よ。愛美ちゃんは賢いんだから。お姉さまは余計な心配しなくていいの」
「そう・・・。まあ、あなたが注意を払っていれば問題ないでしょうね。さて、それじゃあわた・・・」
ズブリという鈍い音がした。淫魔は息をのんで、目を見開く。
帰ったはずの愛美の爪が淫魔の胸を貫いていたのだ。
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「ぐ・・・あっ・・・ふん・・・残念だったわね・・・胸に風穴を開けられたところで・・・私は死なない」
「アハハ。わかってるわよ。あなたを殺すつもりなんてないもの」
「な・・・に・・・。う・・・力が・・・抜ける・・・これは・・・一体!?」
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「あなたが淫気の塊のような存在だってことはわかってたわ。だから、あなたの淫気を取り込ませてもらってるのよ。あなたは私の一部になるの。ウフフフフ。面白いでしょ?」
淫魔の胸に開いた穴から淫気があふれ出し、愛美の体へと吸い込まれていく。
「そんなことが・・・くそっ・・・まさか・・・こんな・・・う・・・あぁぁ・・・」
「後は私たちに任せてね。お・ね・え・さ・ま。アッハハハハハ!!」
高笑いする愛美の肉体は淫魔を吸収してさらに邪なものに変貌していく。髪は紫色になり、体に禍々しい模様が浮かび上がる。彼女が吸収した淫魔と比べてもはるかに邪悪な姿だ。
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共謀した知子も妖艶な笑みを浮かべる。
「フフ。上手くいったわね。これでもう誰も私たちの邪魔はできないわ。さあ、愛美ちゃん」
知子は愛美に近寄ると唇を重ねた。二人は舌を絡ませて貪欲に互いを求める。
「んん・・・ちゅ・・・ん・・・」

やがて知子にも愛美と同様の変化が起きた。
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「ああ・・・素敵・・・。あの淫魔は自分の力を持て余していたようね。でも、私たちならすべての力を使いこなせる。ああ、淫気が全身にあふれてるわ。この体があれば、すべての人間を私の前にひざまずかせることができる・・・ああ・・・」
知子は恍惚の表情を浮かべた。

淫魔に堕ちた二人の少女は、自分たちを堕とした張本人までも手にかけてしまった。









とりあえずこれで第一部終了ということにしようと思います。このまま5,6と続けていこうかとも考えていたんですが、いろいろと考えるうちに話が膨らんでいったので、ここまでで一つの区切りとしようと思います。
至らないところばかりですが、かなり多くの方に呼んでいただいているようでいまだに驚きと喜びが半々くらいです。今年中にまた更新できるかはわかりませんが、創作は続けていくので、これからもよろしくお願いします。
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