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ダークマーキュリー2

「亜美様。ブラックレディ様がお呼びです」
亜美に篭絡され妖魔となった男が告げた。
「わかったわ。今行く」
応じた淫らな声はかつての内気な少女のそれとはもはや別人のものだった。

やがて、亜美は黒いウエストリボンのついた青のサテンのミディアムドレスに身を包んで主人であるブラックレディのもとへと向かった。サテンの生地が艶っぽく光り、黒いハイヒールを履いてすらりとした脚を見た男は皆彼女に隷属することを熱望した。
最近では亜美が意図せずとも男たちのほうから亜美の奴隷にして欲しいと申し出てくることすらある。

「来たわね」
「お待たせして申し訳ありません。我が主、ブラックレディ様」
ブラックレディの玉座の前で亜美は恭しくかしずいた。
「さすがね。他のダークセーラー戦士たちと比べてもお前の妖艶さはずば抜けている。そこでお前に頼みたいことがあるの。お前もわかっているだろうけど、私たちにはまだまだ手駒が足りない。邪黒水晶の力はワイズマンを始末するときにほとんど使い切ってしまったから、多くの戦力が必要なのよ。そのために亜美。お前に今まで以上のペースで人間たちを妖魔に堕として欲しいの。」
「お任せください。すべての人間は私たちブラックムーンの下僕となるためだけに存在するのですから」
そう言い切る亜美の額にはブラックムーンの黒い逆さの月のマークが刻まれている。
「フフ、頼もしい。期待しているわ」
「はっ!」


ブラックレディの命を受けた後、亜美は地下牢へと向かった。
牢の中には少女が一人うずくまっていた。
「仕事よ」
少女は亜美の声を聞くとゆっくりと立ち上がった。
「またお前の銀水晶の力を利用させてもらうわ。セーラームーン」
「…はい。亜美様」
セーラームーンこと月野うさぎに表情はなかった。虚ろな目をして亜美についていく。
ブラックレディの手によって完璧に洗脳されたうさぎは銀水晶の力を利用するための人形として捕らえられていたのだ。










銀水晶の力を使い、20数人もの人間を妖魔にした後、ダークマーキュリーは主に呼び出された。
「ただいま参りました。ブラックレディ様」
いつものように跪く。
ブラックレディは満足気に闇の戦士を見下ろす。
「素晴らしい出来だわ。ダークマーキュリー。まさかお前の才能がこれほどのものだとは思わなかった」
「光栄です」
マーキュリーは闇の貴婦人の賛辞を聞いてほほを赤らめる。
「だからこそお前にはもう一段上の力を与えるわ」
そう言って大胆にスリットの入ったドレスをたくし上げると、ブラックレディの秘部には雄々しい肉棒がそそり立っていた。
「あ…ああ…」
「遠慮する必要はないわよ」
そう言われるがはやいか、ダークマーキュリーは前戯も何もお構いなしでブラックレディの玉座に飛びつき、自らの中に彼女の肉棒をくわえ込んだ。
「んああああっっ!!」
「んっ…フフフ。前のあなたからは想像もつかない変貌ぶりね」
「ああ…んっ!そうおっしゃらないでください。ブラックレディ様。以前の…私はっ…くだらない事にとらわれて…闇の力の素晴らしさを理解できない愚か者でした。んああっ!」
そう答える間もダークマーキュリーは激しい腰の動きを緩めようとしない。
「それでいいのよ。闇を受け入れて、お前の中を闇で満たしなさい。お前は人間たちを陵辱し、弄ぶ存在なのよ」
言いながらマーキュリーの中に闇のエナジーを流し込んでいく。
「ああっ…くっ…んあああっっ!!ブラックレディ様が私の中に来てるぅっ!!」
ビクビクッと体を震わせてからさらに激しく動く。
「もっと…もっと来てください…私をブラックレディ様でいっぱいにしてっ…私をっ…ブラックレディ様のものに…ブラックレディ様の人形にしてくださいっ!!」
叫び声をあげたダークマーキュリーはすでに自己を見失い、快楽だけを貪る獣となっていた。
「あら。わかってるじゃない。お前の望みをかなえてあげるわ」
ブラックレディがマーキュリーの額に手をかざすと、そこに禍々しいまでの濃度の闇のエナジーが渦巻いた。
「んっ!あっ…ああああっ!きもちいいいいっっ!!!」
与えられた極上の快楽によってダークマーキュリーはオーガズムに達した。しかし、突然脱力すると微動だにしなくなった。
「フフ。さて」
ブラックレディの額の黒い月が妖しく輝く。
すると同時にマーキュリーの額の月も輝き始めた。目つきが虚ろになる。
そしてゆっくりと口を開いた。
「成功ね。これでお前は文字通り身も心も私のもの」
ダークマーキュリーの口から出た声は彼女自身のものではなかった。その何倍も淫らで艶っぽい。

ふっと二人の額から輝きが消えると、マーキュリーは意識を取り戻した。そしてその途端ほほを紅潮させて身をくねらせる。
「ああ…ん…私の体がブラックレディ様のものに…。自分が乗っ取られる感覚…なんて素敵なの」
思わず秘部へと手を伸ばす。
「気に入ってもらえたようでよかったわ。私の魂の一部をお前の中に植えつけたのよ。これでお前はいつでも私の操り人形になる」
主人の言葉に下僕は歓喜の言葉を上げる。
「ああっ、幸せです!ブラックレディ様!私がブラックレディ様の器にしていただけるなんてっ!」

「フフッ。これからも私の手足となって奉仕するのよ」
「はい…ブラックレディ様…」

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